はじめに
県民の皆様へお知らせ
「糖尿病県」「歩かん県」「野菜を食べん県」からの脱却を目指して「NPO法人 香川糖尿病支援まんでがん」を平成24年3月に立ち上げました。
各イベント毎に、一日診療所「まんでがん診療所」を高松市保健所に届けて開設しています。診療所のスタッフは、糖尿病専門医・糖尿病療養指導士・管理栄養士・臨床検査技師ほか糖尿病診療に支援していただける方から構成されており、診療所としては最高レベルの診療所です。
「まんでがん」は讃岐の言葉で、「まんで」とは全部、「がん」とはきっちりとという意味だそうです。まんでがん診療所は、糖尿病をはじめとする生活習慣病に対してすべて完全になんでも支援しますという意味でです。
そこでは、血糖値・HbA1c値(過去1っか月の血糖値の平均)・頸動脈エコーで頸動脈の内膜中膜肥厚度(動脈硬化の程度を画像で示します)や、眼底検査(将来)などを測定します。
その結果の説明と今後の指導・助言等を糖尿病専門医や糖尿病療養指導士や管理栄養士たちが個別に行います。
即ち、その日の内に検査結果がわかり、適切な説明と支援が受けられますので、直ちに生活習慣等の改善に結びつくものと期待しています。
「K-DMまんでがん」と呼んでいただき、皆様のご理解とご支援、ご協力をお願いします。
「K-DMまんでがん」のキャッチコピー
変えようよ 香川県 : 変わろうよ 香川県 : 自慢しようよ 香川県
啓蒙活動の到達目標
全県民のHbA1cを測定し、その場で糖尿病専門医・糖尿病療養指導士が説明・指導する。
「K-DMまんでがん」は、4つの組織から構成されています。
- 医療機関と医療人 地域医療支援事業:派遣事業:出前寺子屋相談:人材育成
- 患者・住民・・・ 啓蒙活動:街角一日まんでがん診療所開設による健診・指導
- 企業・・・・・・ 調査・研究事業
- 行政・・・・・・ 啓蒙活動:調査・研究事業
「K-DMまんでがん」の理念
「県民の、県民による、県民のための医療」を目標に、「糖尿病専門医・糖尿病療養指導士・管理栄養士・臨床検査技師・理学療法士など」がチームを組んで、何処でも希望される場所へ出かけていき「恩返しの出前健診・出前相談・出前講演・出前講座など」を行います。
お願い
この法人組織を成功させるには、県民の多くの方が賛助会員として参加し支援して頂くことが必要なので、この法人の事業内容を理解し支援して頂く賛助会員を募集しています。
(年会費2000円、寄付金一口3000円以上)
当NPO法人が認定NPO法人に申請するには、100名以上の寄付者がいることが条件ですので、よろしくご理解とご支援をお願いいたします。
また、医療関係者の中で、当法人で活動していただける方を正会員(社員)として登録させていただきますので、積極的に声をかけていただければ幸いです。
「法人理事氏名:石田俊彦・佐用義孝・林正作・永尾隆・岡田寿朗・富岡幸生・岩本正博・藤本さとし・原量宏・黒川有美子・尾形悦子・監事:瀬尾憲正」
医療機関の皆様へお知らせ
活動の到達目標
糖尿病患者の受診率をあげて、早期介入をすることで合併症の発症と悪化を阻止する
医療機関の先生方へ
- 糖尿病や生活習慣病の診療をされている先生で、気楽に相談できる相手がいなくて、困った症例をお持ちの方の所へ出かけて「恩返しの出前相談」をいたしますので、気楽に利用してください。
- 診療内容への介入はいたしません。困った症例の次の一手を助言させていただきますが、診療内容の決定はあくまで主治医の先生です。
- 相談内容は、糖尿病に限らず、出来るだけ先生方のご要望にお応えします。
- 希望があれば、今後は管理栄養士の派遣による栄養相談(指導料は先生の診療所で請求します)や、頸動脈エコーでのIMT測定、眼底検査も派遣事業として計画しています。
- 別に、少人数の会合にでも出かけて「恩返しの出前寺子屋相談・勉強会
- などを企画していますので、卸か製薬メーカーの方とご相談ください。
- 病診連携が上手くいっている先生や、相談相手のある先生方には、この出前相談や出前寺子屋勉強会は必要ないと思います。
出前寺子屋で用意できる内容を少し列挙します。
- 困った症例を基にした、一口アドバイス
- 糖尿病患者の病態に応じた治療方法(糖の流れの中で適切な治療選択)
- インスリン導入の方法と手技の説明
- 香川県における「電子処方箋の現状」と「糖尿病電子パス」の現状
- インクレチン製剤の問題点と使い方
- 歯科における糖尿病患者の扱い方
- 合併症予防の治療選択について(腎症・心筋梗塞・脳梗塞など)
- メデイカルコーチング技法の実践
- クレーマーの対応について
- 医療人と国民との間にある「言葉の壁」について
- 指導医として必要な条件は?
- あなたは良い先生ですか?悪い先生ですか?